腸内フローラ

乳酸菌ヨーグルトなにがいい?(2)腸内フローラがよろこぶために。

乳酸菌ヨーグルトといっても、スーパーでなんとなくCMでみたとか、キャッチコピーが効きそう、すごそうな乳酸菌のなまえ、、、といった、雰囲気で、選んでしまっています。私自身、乳酸菌には、動物性と、植物性があることや、そもそも乳酸菌がなにかすらも知りませんでした。


「乳酸菌」とは
発酵して乳酸をつくって、腐った物質をつくらない微生物たち

とあります。

その乳酸が、環境を酸性にして、腐る細菌を増やさないので、食品の長期保存ができます。いわゆる発酵食品です。そんな乳酸菌たちは、腸でも乳酸を作り、腸内を酸性にしてくれることで、善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす手助けをしてくれるようです。

そして乳酸菌には、「動物性」の乳酸菌と、「植物性」の乳酸菌があります。

「動物性乳酸菌」
チーズなどの乳製品に住む菌、栄養が豊富なところが必要、胃酸に弱い、植物性乳酸菌のエサにもなる。

「植物性の乳酸菌」
漬物、味噌、醤油など野菜、大豆、米を発酵させたものに住む菌、栄養分があまりない過酷ところでも大丈夫、胃酸に強い

スーパーでよく見かける乳酸菌ヨーグルトは、動物性のものがほとんどです。
ヤクルト、明治ブルガリアヨーグルト、LG21、などは動物性乳酸菌です。

そしてもうひとつ、よくわからず選らんでいた乳酸菌ヨーグルトと、ビフィズス菌ヨーグルト。普通の乳酸菌ヨーグルトより、ビフィズス菌と書いてあるの方が、なんとなく効果がありそうな印象さえあります。ビフィズス菌も、広くは乳酸菌に含まれれるようですが、

「ビフィズス菌」
人や動物の大腸にしかいない、酸素NG、大腸で活躍

「乳酸菌」
どこにでもいる、酸素OK、小腸で活躍

こうしてみると、スーパーに並んでいるヨーグルトも、

・動物性乳酸菌系
・植物性乳酸菌系
・ビフィズス菌系
・その他

に分類されることがなんとなく、わかってきました。