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”国産しょうが” のこと、ちょっと調べてみました。

大好きなWILKINSONのジンジャエールのことから、自家製ジンジャエール作りに興味深々。材料を揃えよう!とその前に、主役の”しょうが”について、産地はが何処?、旬は?、種類って?、と以外と知らない!ことに気づきました。そこで、国産しょうがについてちょっと調べてみることにしました。

国内産地はどこ?

しょうがは、温暖な気候で、適度に湿度のある地域でしか栽培できないため、アジアやアフリカ、オーストラリアなどで主に栽培されています。
日本で販売されているしょうがの半分が国産、半分が輸入のものです。日照時間が長く地下を水分が循環できる環境が適しているので、河川が豊富な日本にはしょうが栽培に適した地域が多いようです。

国内のシェアは、
高知県が40%でダントツ
次が熊本県12%
その後は宮崎県、千葉県、鹿児島県・・・
など少しづつ様々な場所で生産されています。

品種と種類?

しょうがは、収穫時期や使われている部分によって呼び方が違っています。
■根しょうが
根しょうがのうち、秋に収穫されすぐに出荷される色白のものを「新しょうが」、数ヶ月貯蔵したのち出荷されるものや種しょうがのことを「古しょうが」「ひねしょうが」と呼んでいます。
新しょうがは、柔らかく辛味も穏やか。古しょうが・ひねしょうがは皮が茶色で繊維質も多く、辛味・風味も強くなります。それぞれの特徴を生かし、新しょうがは甘酢漬けに、古しょうが・根しょうがは薬味や魚・肉の臭みとりに適しています。

■葉しょうが
新しょうがが育ち始めて2~3cmになった時に収穫、葉をつけたまま出荷されるもの。
お馴染みの谷中しょうがは、茎元が鮮紅色になる品種で、主に夏に出回ります。

■矢しょうが
葉しょうがよりさらに早採りで、陽にあてずに育て、葉茎が15センチほど伸びたところで、わずかに太陽に当てて茎に赤みをつけたもの。
焼き魚についている”はじかみ”は、矢しょうがを酢漬けにしたものです。

 

しょうがの旬って?

夏の印象の強い新しょうがですが、実は旬は秋。9月〜10月(11月の霜が降りる時期までに収穫)なのです。
ただ、ハウス栽培も増えていて、5月〜7月頃スーパーの店頭を飾ることも多くなっているので、だんだん新しょうがは‘夏’のイメージが強くなってきているかもしれません。
収穫してすぐ出荷される色白の新しょうがに対して、根しょうがの旬は、収穫後2〜3ヶ月寝かせた後です。色づき、辛味を増した状態で出荷されます。

選び方

■根しょうが
表面に艶と張りがあり、出来るだけふっくらと大きな塊のもの。

■新しょうが
色が白っぽく艶やがあり、茎の切り口付近が綺麗な紅色のもの。

■葉しょうが・矢しょうが
茎が太すぎず、葉先の色が青々としたグリーンのもの。

保存方法

■水に浸して冷蔵庫
数日で使い切る場合:ラップをして冷蔵庫へ。
長期間保存する場合:瓶やタッパーに水を張り、使いかけのしょうがを入れて蓋をして数日おきに水を交換。1カ月程は保存可能。(更に長期保存:水を焼酎に代えれば半年くらい保存可能)

■おろすか刻んで冷凍庫
すりおろすか、細切りやみじん切りに刻んで小分けした物をラップで包んで、冷凍庫へ。
(何度も冷凍解凍を繰り返すと風味が抜けてしまうので注意。)

さてと、
次回は、自家製ジンジャエール作りに挑戦したいと思います。\(^O^)/